1月4日に描いた絵。2016年の描き初めです。今年も変わらず神秘を感じて地球と仲良く出来る一年にしたいなあとおもいまあす。それから今年はまた去年よりたくさん創っていきたいと思います。って毎年言ってるけど。
今日はお母さんの本棚にあるたくさんの本の中から 重松清 著 "卒業"を読みました。
とても重くて人間臭くて、でも優しくて、読んでる途中から吐き気と頭痛がしてくるほどだった…。
家族の死をテーマに4つの短編集が入っています。どれも主人公が40歳で、著者の重松清さん自身が、40歳の自分と向き合って書いたのかなあと思った。
25歳の私には足りない、あと15年分の人生の重みのある部分もたくさんあったけど、最愛のお母さんを亡くしてるという面では共感できる事や、自分と親との関係や、思い出に当てはめれることも多く、最初から最後までずっとずっと涙が止まらなかった。記憶の中の奥の奥の奥から久しぶりに見つかった、懐かしくて、切なくて、あたたかい、パズルのピースが繋がってくような感じ。
宮沢賢治読もうとしたのに、なぜかこの本に手が伸びた今日。最近私のお父さんへの態度が悪いので、天にいるお母さんからの叱責を受けた気がしました。本当にすみませんでした。
1話目では、いつも先生に怒られてる自由奔放でダメダメな娘と、その個性を否定しない母の話がでてくるんだけれど。小学生の頃の自分とお母さんを想い、読んでる時胸が苦しかった…。この本自体私が17歳の時に発行されたものだけど、お母さんはこの本を読んで何を思ったんだろう。
もっともっといろんなこと考えたけど、ここに書くのはここまでにしておこ。
この本を読んでほしい大人、私の周りにたくさんいるよ。60歳ちかくて、まだ母親が80歳とかで元気で生きてる人とか、うらやましくてたまんないし、私ならもっともっと親孝行するのに!とか思うけど、生きてりゃ有り難みもわかんないってもんだなあ。
私もお父さんへの言葉使い気をつけよう…。
親にはたくさん迷惑かけて本当にすみませんだけど、年末の大掃除で発見した七歳の時の誕生日カードに書いてある私の名前の由来を見て、お母さんの願い叶ってるやん。と思った。
お腹に赤ちゃんが出来た時から、検査しなくても女の子って分かってたし、奈緒美って名前にする気だった。って言うてたお母さんに、男の子やったらどうしてたん?って聞いたら、絶対女の子ってわかってた!って言われて。そんなんなんでわかるん?って聞いたら、何でもや!って子供の頃言われたなあ。不思議だなー。
このカードが出てくるまで、ずっと名前の由来を聞いてなかったこと後悔してたから、出て来た時めっっちゃ涙とニヤニヤ止まらんかった〜〜!贅沢な名前を本当にありがとう。
この機会にみんなも名前の由来、親に聞いてみてください!
好きな曲2曲でばいば〜い*
naomuack
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